器とギャラリー・ヨリフネ

塚崎愛さんの作品は「ジュエリーベース」（インテリア）、「テーブルウェア」、「アクセサリー」と大きく３つの軸があります。中でもガラス釉が美しい、水たまりのようなジュエリーベースは他に類を見ない質感。塚崎さんといえばこちらの作品を思い浮かべる人も多いと思いますが、そもそもこのアイテムが名刺がわりという作り手はとても珍しく感じます。

今回の展示では「陶菓（とうか）」というオブジェのような新作を作っていただきました。この小さなかたまりには彼女の作品の芯がぎゅっと凝縮されていて、大きな意味合いを持つ作品になったと思います。

特徴的な現在の作風に至った経緯や、陶菓というアイテムを通して見えてくる塚崎作品の根幹に迫るべく、お話を伺いました。

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